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Channel: 蟹瀬誠一コラム「世界の風を感じて」
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今中東・東欧で起こっている不幸

まさに現代のエクソダスだ。 エクソダスとは、古代エジプト王の迫害を受けたユダヤ人が指導者であるモーゼに率いられてエジプトから大脱出するという旧約聖書の中に登場する物語のことである。今、エクソダスが起きているのは内戦が続くアラブ共和国シリア。何十万人というシリア難民がまるで堤防が決壊した河の濁流のように欧州に流れ込んでいる。...

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葬祭業の近代化で一躍時の人

久しぶりに台湾の首都台北へ飛んだ。ある起業家に会うためである。その人物とは龍巌株式会社会長デビッド・リー。台湾の葬祭業に革新的な変化を起こし経済誌フォーブスアジア版の表紙も飾ったことのある大富豪である。 訪れたのは市内から車で30分ほど離れた小高い丘の上に立つ龍巌の新社屋。満面の笑顔で私を迎えてくれたリー氏は55歳とは思えぬガッチリとした体格で、その瞳からは起業家らしい信念の強さが読み取れた。...

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人類が人工知能を管理するのか?管理されるのか?

ジョニー・デップ主演の『トランセンデンス』という映画があった。日本でも昨年6月に公開され大きな話題を呼んだからご存知の方も多いだろう。テロリストの凶弾に倒れ死亡直前の天才科学者ウィル。彼の意識だけを同僚で妻のエヴリンがスーパーコンピュータにインストールしてしまうという刺激的なSFサスペンスである。...

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日本も他人事でない火種、中国南沙諸島進出

国会での総理の品格を疑うヤジや答弁を目の当たりにして安倍晋三という人は「謝るけど、反省しない」ことが良くわかった。詭弁が通らないと怒るか拗ねてしまう。しかし世の中にはさらに上をいく輩がいる。...

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ギリシャ債務危機のその後って、皆さんチェックしていましたか?

「借りた金はきちんと返せ」 学生時代から親に厳しく言われた。それが最低限守るべき人の道だと。ところがギリシャ危機をみていると最近のビジネスモデルは「返して欲しいなら、もっと貸せ」あるいは「借金は踏み倒せ」のようである。...

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AIIB(アジアインフラ投資銀行)設立に、各国の渦巻く思考

犯罪組織などの殺し屋のことを英語では「ヒットマン」と呼ぶ。フレデリック・フォーサイスの小説『ジャッカルの日』の中でシャルル・ド・ゴール仏大統領の命を狙ったプロの暗殺者ジャッカルは世界的に有名になった。...

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"IoT"時代、しかしそれはセキュリティ問題が付いて回る時代でもある

今や時代は“IoT”だとマスコミは盛んに報道している。絵文字ではない。”Internet of Things”の略で、私たちの社会がすべてがインターネットで繋がっているという意味だ。確かにパソコン、スマホだけでなくテレビ、冷蔵庫、電車、自動車、お風呂までネットに繋がっている。...

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ギリシャ問題以外で、EUが持つもう一つのリスク

欧州連合(EU)に海から大波が押し寄せ続けている。といっても嵐ではない。不法移民と呼ばれる難民の波だ。 とくに2011年はいわゆる「アラブの春」の影響もあり、人口わずか4500人のイタリア地中海のランペドゥーサ島になんと4万8000人もの難民が流れ着くという異常事態が起きた。その後もアフリカや中東の内乱・貧困に絶望した人々がEU諸国での豊かな生活を夢見て密航船で命がけの逃避行を試みている。...

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一昔前の近未来は、果たしていつなのか?

「陰謀と破壊と犯罪の渦巻く現代によみがえる正義の騎士・・・巨大な悪に立ち向かう現代の騎士。今日、彼を待ち受ける者は、果たして誰か」...

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利便性が上がった生活の落とし穴

60年代後半から70年代にかけて彗星のごとく現れ消えて行った一群の専門家がいた。未来学者たちである。そんな中でいまだに輝きを失っていない人物、それがアルビン・トフラー(86歳)だ。 70年代に出版されベストセラーとなった『未来の衝撃(Future...

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厄介な発言者であるIMFと米国の関係

「経済学は進歩して、ようやく過去のことが少しわかるようになりました」 そう話した経済学者がいたが、こんな正直者は少ない。世の東西を問わず学者や専門家と呼ばれる輩は平気で当たりもしない経済予測をする。外れても平気の平左で「状況が変わった」で済ませてしまうから始末が悪い。...

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スマホ依存症にご注意あれ

いよいよここまで来たかと思わせる光景だ。歩道の真ん中に幅10センチ程の白線が引いてある。その線の片側に大きなスマートフォンのイラスト。反対側にもスマートフォンのイラストが描かれているがこちらは大きな丸で囲まれ真ん中に太い斜めの線が入っている。お馴染みの禁止マークだ。もうお分かりだろう。自転車レーンならぬスマホ・レーンが登場したのだ。場所は中国の重慶市。都市人口で同国7位の活気溢れる街である。...

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今検討する必要がある移民政策

「構造改革」という言葉をこれまでに何度読み聞きしたことだろう。政治改革、行政改革、規制緩和は毎回看板倒れに終わり、今では日本は構造改革が出来ない国というのが国際的通説になってしまった。情けない話である。...

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今イラクで起こっている情況

中東で赤いバラといえばイラクの国花だ。花言葉はご存じのように「愛情」。しかしイラクでは愛情よりも憎しみが何倍も膨れ上がって戦闘が激化している。その中心人物がアブ・バクル・アル・バグダディ。相手の首を切り落としたりする残虐なイスラム過激派武装集団「イラクとシリアのイスラム国家(ISIS)」の最高指導者である。...

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誕生するか女性米国大統領

イラク情勢が悪化する中、米国では次期大統領選挙が始まっている。実際の大統領選は2016年だが、現職のオバマ大統領が失策続きでレイムダック(Lame duck, 任期は残っているが政治的な影響力を失った状態)になっているため、次の大統領候補にすでにメディアの関心が集まっているのだ。...

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まずは行動を「TOKYO ZERO」

『犬を殺すのは誰か』思わずドキッとするようなタイトルの本の解説を書いたことからすべては始まった。著者は雑誌アエラの記者だった太田匡彦さん。まず私が思い浮かべたのは「犬殺し」だった。かつて警察署の指導下で野良犬を殺処分していた業者のことで、今では侮蔑語として使われていない。当時は殺処分は狂犬病予防のためという大義名分があった。...

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一人の日本人として捕鯨を思索する

ちょうど70歳で亡くなった私の父は質素倹約を本分としていた。そのためか母が鯨肉を牛肉だと偽って食卓に出しても「今日のビフテキは柔らかくてうまい」と嬉々としていた。私も学校給食で鯨肉を食べた記憶がある。だから南氷洋での捕鯨が日本の伝統文化だといわれると素直にそうだろうと子供の頃は思っていた。しかし実際には違うのだ。...

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クリミアのロシア編入で一体誰が得をしたのか?

30年以上前、胸躍らせて読んだ小説に『悪魔の選択』(1979年)があった。著者は英国空軍勤務後ロイター通信の記者を経てスパイ小説作家となったフレデリック・フォーサイス。ヨーロッパの穀倉地帯と呼ばれるウクライナの独立運動を巡って超大国ソ連と欧米諸国が丁々発止と渡り合う物語だった。...

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創造的な未来を産み出すスペース

小泉元総理が推す細川元総理の参戦で東京都知事選が俄然面白くなってきた。それだけではない。慌てた自民党の連中が何と言おうと東電福島原発事故の落とし前をきちんとつけるチャンスが到来したと思う。...

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「成長や発展とは違う非連続の時代」

世界4000人を超える経営層を対象に大手外資系企業が行ってきた調査によると、「自分の会社に影響を与える外部要因」の1位は2010年まではずっと社会経済要因や市場の変化だった。それが2012年から別の要因に変わったという。...

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